”先の人生について考えろ” ”こういう風になっていたいから逆算して目標を決めろ”
なんてのはよくいわれる言葉
でも、私にとってこれらのアドバイスを自分事としてとらえたことがなかった
なぜなら先の人生なんて想像できたためしがなかったし、そもそもなりたい将来なんて思い描けたこともない
自分があと何十年も生きている想像がつかない
未来がこれっぽちも見えない
幸せな未来はもちろん
暗い未来すらも薄ぼんやりとしている
働かなくても生きていける、交友関係が充実している、完璧に健康
など、こんな要素があれば幸せになれるんだろうな、というものこそあれ
それらを手に入れる算段がまるでない
ただの夢物語、現実不可能な妄想である
本当に未来は存在しないのかもしれない
むしろ存在しないと言われたほうが、幾分か気が楽だ
”あと5年”
去年くらいに予想していた自身の寿命だ
今からだと、寿命はあと4年くらいになるのではないかという予想をしている
どうせ先などない人生、あと4年だけなら何とかやれるかも
と、だましだまし生きている日々